天乙貴人

天乙貴人は、困ったときに助けてくれる人が現れると見る吉星です。日干で決めます。

天乙貴人とは

天乙貴人は、神殺の中でもっとも良い星とされています。名前のとおり天が遣わした貴人という意味で、命式にあると、行き詰まったときに助けてくれる人が現れ、大きな災いも小さく済むと見ます。古い書物には、百ある神殺の中でも筆頭と記されています。

天乙貴人の調べ方

生まれた日の天干(日干)で決めます。日干ごとに貴人となる地支が二つずつあり、その文字が四柱の地支のどこかにあれば天乙貴人です。日支にあれば配偶者の恩恵、年支にあれば家の年長者の恩恵として読むこともあります。

日干該当する地支
甲丑、未
乙子、申
丙亥、酉
丁亥、酉
戊丑、未
己子、申
庚丑、未
辛午、寅
壬巳、卯
癸巳、卯
自分の命式にあるか見る

天乙貴人がある人

天乙貴人がある人は、印象がやわらかく、人間関係で損をしにくいです。本人が大きく頑張らなくても、周りが道を開いてくれることがよくあります。ただ、貴人の助けに慣れてしまうと、ひとりでやり遂げる力が育つのが遅れることがあります。

恋愛では

恋愛では、相手のほうが先に気にかけてくれるタイプです。紹介や集まりのように、人を通じて縁が訪れることが多いです。日支に天乙貴人があると、配偶者が頼もしい支え手になると見ます。

仕事と職業

仕事では、目上や先輩との縁に恵まれます。昇進や転職のときに推薦を受けることが多く、危機が来ても収拾を手伝ってくれる人が現れます。ひとりで進める仕事より、組織の中でいっそう輝きます。

気をつけたいこと

貴人は自然に訪れますが、受けた助けを覚えていて恩を返す人のところに、また訪れます。助けを当たり前に思うと、その福が減ると古い書物は戒めています。また、貴人があっても、命式全体の流れが荒れていると、効果は小さくなります。

よくある質問

天乙貴人が二つあると、より良いのですか?

二つまでは良く見ます。ただ、三つを超えて重なると、かえって人に頼りがちな性向になると見る書物もあります。数よりも、どの柱にあるかのほうが大切です。

天乙貴人がないと、貴人のいない命式なのですか?

いいえ。天乙貴人は、数ある貴人の神殺のうちの一つにすぎません。月徳貴人、天徳貴人、文昌貴人のように別の貴人もありますし、なくても通変星の構成が良ければ、人に恵まれる力は十分あります。

ほかの神殺

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