正官の意味

自分を抑える五行で、陰陽が違う星です。ルールと名誉、きちんとした地位を表します。

正官とは

正官は、自分を治める五行のうち、陰陽が違う星です。正は「正しい」、官は「官職」で、「正しい官職」です。ルール、名誉、職場、社会的地位を表し、人としては女性の命式で夫、男性の命式で娘を指します。自分を適度に抑えて正しく立たせてくれる気なので、通変星の中で最もきちんとしていると見ます。

性格と特徴

正官がはっきりしている人は、礼儀正しく責任感があります。ルールを守り約束を大切にするので、信用があります。組織で認められ、昇進が早い方です。その反面、体面を重んじて融通が利かず、新しい試みに遅れます。

正官がある柱ごとの意味

年柱にあるとき

年柱の正官は、家庭がきちんとしていて名誉を重んじたと見ます。幼い頃から模範生と言われます。

月柱にあるとき

月柱の正官は、職場、公職、専門職のように地位がはっきりした社会生活です。名誉と昇進の運を見る、最も大切な場所です。

日支にあるとき

日支の正官は、配偶者がきちんとしていて責任感のある人という意味です。女性の命式では夫の福があると見ます。

時柱にあるとき

時柱の正官は、子どもがきちんとしているか、晩年に名誉がついて来るという意味です。

正官が多いとき

正官が多いと、ルールに閉じ込められて息が詰まります。いくつもの組織や多くの人の期待を一度に受ける形です。正官が二つ以上あると偏官のように見るという説もあります。印星があれば正官の気を受けて安定します(官印相生)。

正官がないとき

正官がないと、ルールから自由で自分流に生きます。組織よりフリーランスや事業が合うかもしれません。偏官があれば、そちらが地位を作ります。

恋愛と縁

恋愛では、正官は真面目で責任感があります。軽く付き合わず、結婚を前提に交際する方です。女性の命式では正官が夫を表すので、正官がきれいだと良い縁に出会うと見ます。

仕事と適職

正官は、公務、大企業、教育、法務、管理職のように地位とルールがはっきりした仕事で輝きます。昇進と名誉がついて来る道です。自由な仕事より、組織の中でこそ力を発揮します。

日干別に正官になる干支

自分の日干(生まれた日の天干)の行を見ると、どの天干と地支が正官になるかがわかります。地支は蔵干の本気で見ます。

日干天干地支
甲辛酉
乙庚申
丙癸子
丁壬亥
戊乙卯
己甲寅
庚丁午
辛丙巳
壬己丑、未
癸戊辰、戌

日支が正官の日柱

生まれた日の地支がこの通変星になる日柱です。配偶者の座にこの星を持つ人たちです。

よくある質問

正官があると公務員が合いますか?

正官はルールと名誉を表すので、公職や組織での生活とよく合います。公務員でなくても、地位がはっきりしていて信用が求められる仕事であればよいのです。

女性の命式で正官が二つあると、結婚を二回しますか?

正官が夫を表すのでそう言われますが、縁が多いか、夫の位置に重圧が大きいという意味で見ます。命式一つで結婚の回数が決まるわけではありません。

生年月日で自分の通変星を調べる

通変星は日干と他の干支の五行・陰陽の関係で決まる計算値です。解説は伝統的な四柱推命の解釈をもとに、AIの助けを借りて書きました。娯楽としてお楽しみください。