偏官の意味

自分を抑える五行で、陰陽が同じ星です。重圧と責任、そしてそれを乗り越える力を表します。

偏官とは

偏官は、自分を治める五行のうち、陰陽が同じ星です。偏は「偏る」、官は「官職」で、「正式ではない官職」を意味し、七殺とも呼びます。自分を抑える重圧、試練、危機、大きな責任を表し、人としては女性の命式で恋人や夫以外の男性、男性の命式で息子を指します。荒々しいのですが、大きな地位へ導く気です。

性格と特徴

偏官がはっきりしている人は、責任感が強く危機に強いです。難しい状況でむしろ力が出て、人を率いるカリスマがあります。その反面、いつも緊張していて自分を追い込むため、体が先に疲れます。休み方を学ぶことが課題です。

偏官がある柱ごとの意味

年柱にあるとき

年柱の偏官は、幼い頃に家庭が厳しかったか、早くから責任を負ったと見ます。

月柱にあるとき

月柱の偏官は、軍人、警察、医療、法曹、大きな組織のように重圧と権限が一緒に来る仕事です。偏官が最も大きく使われる場所です。

日支にあるとき

日支の偏官は、配偶者が強く、自分を緊張させる人という意味です。女性の命式では、夫は有能ですが扱いにくいと見ます。

時柱にあるとき

時柱の偏官は、子どもが強いか、晩年まで責任がついて回るという意味です。

偏官が多いとき

偏官が多いと、いつも追われるように生き、体を壊しやすくなります。食神があると偏官を抑えてくれるとして「食神制殺」と呼び、印星があると重圧を知恵に変えるとして「殺印相生」と呼びます。

偏官がないとき

偏官がないと、緊張が少なく穏やかですが、大きな地位に上る推進力は弱いです。正官があれば、安定した地位へ向かいます。

恋愛と縁

恋愛では、偏官は強くて引力の大きい人と出会います。女性の命式では偏官が恋人を表すので、正官と一緒にあると縁が重なると見ます。相手の強い気に振り回されないことが鍵です。

仕事と適職

偏官は、軍人、警察、消防、医療、法曹、スポーツ選手、大きな組織の管理者のように危機と権限が一緒に来る仕事で輝きます。楽な立場より、責任の大きい立場でこそ力を発揮します。

日干別に偏官になる干支

自分の日干(生まれた日の天干)の行を見ると、どの天干と地支が偏官になるかがわかります。地支は蔵干の本気で見ます。

日干天干地支
甲庚申
乙辛酉
丙壬亥
丁癸子
戊甲寅
己乙卯
庚丙巳
辛丁午
壬戊辰、戌
癸己丑、未

日支が偏官の日柱

生まれた日の地支がこの通変星になる日柱です。配偶者の座にこの星を持つ人たちです。

よくある質問

七殺と偏官は同じものですか?

同じです。日干から七番目の文字なので七殺、偏った官職なので偏官です。治められなければ殺、治められれば官になると見ます。

偏官があると健康が良くないのですか?

偏官は自分を抑える気なので、緊張や過労につながりやすいとされます。体質が決まるわけではなく、休まず自分を追い込む習慣に気をつけなさいという意味です。

生年月日で自分の通変星を調べる

通変星は日干と他の干支の五行・陰陽の関係で決まる計算値です。解説は伝統的な四柱推命の解釈をもとに、AIの助けを借りて書きました。娯楽としてお楽しみください。